【公務員から経理職を目指す】往復4時間通勤・4歳児ワーママが完全独学で簿記3級・2級に短期合格した勉強法

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公務員として働きながら、4歳の娘の子育てをしていた頃。
将来のキャリアを見据え、手に職をつけるために挑戦したのが完全独学での「日商簿記3級・2級取得」でした。

当時、引っ越しに伴い通勤時間は往復4時間。
夜は子どもと一緒に寝落ちしてしまう毎日の中で、

●日商簿記3級:勉強期間 約1ヶ月(4月開始 ➔ 5月前半に一発合格)

●日商簿記2級:勉強期間 約3ヶ月(5月後半 ➔ 8月後半に一発合格)

を達成することができました。

なぜ簿記取得を目指したのか、そして超多忙なワーママ生活の中でどうやって時間を捻出し合格までたどり着いたのか、リアルな勉強スケジュールや使ったテキスト、ネット試験のメリットまでまとめました。

公務員在職中に妊娠・出産を経験し、娘が2歳を迎えたころ、今後のキャリアについて深く考えるようになりました。

●人事課・秘書課での経験から見えた自分の適性
コツコツと業務を進めていく管理部門の仕事にやりがいを感じ、「この分野で長く専門性を持って働きたい」と思うように。

●公務員特有の「ジョブローテーション」への不安
3〜4年ごとの異動で全く未経験の部署に配選されることも多く、「事務職としての専門スキル」が身につかない焦りがありました。

●数字・コスト意識への苦手意識を克服したかった
公務員は利益を追求しない組織だからこそ、民間で通用するコスト感覚や数字の知識を身につけ、転職活動で武器にしたいと考えました。

本格的に転職へ動こうと決めた退職半年前の4月、簿記の勉強をスタートしました。

娘が3歳になる前の頃、夫の仕事の関係での引っ越しを機に始まった往復4時間の遠距離通勤。
(転職までのつなぎのつもりでしたが、結局1年半続きました……!)

当時は朝7:30には家を出発しなければならず、帰宅後は育児と家事でヘトヘト。
夜に勉強するのは体力的に不可能だったため、勉強時間は以下の2つだけに絞り込みました。

●早朝(5:00〜6:00)
子どもが起きてくる前の静かな時間に、机に向かって問題演習に集中。

●電車の中(往復4時間のうち座れた約1時間半)
テキストの読み込みやスマホ学習。
もちろん疲れ果てて電車内で寝落ちしてしまう日もたくさんありましたが、「座れた時間は勉強に充てる」と決めて少しずつ進めました。

簿記3級は、数字への苦手意識を克服するため、基礎をインプットすることを最優先にしました。

●使った教材:『スッキリわかる 日商簿記3級(テキスト&問題集)』

●選んだ理由・感想:
 イラストが多く、可愛いネコのキャラクターが分かりやすく解説してくれるため、初学者の私でもスムーズに理解できました。

●進め方:
 電車でテキストを読み、早朝に問題集を解くサイクルで4月に学習開始。
 約1ヶ月後の5月にネット試験で無事一発合格しました。

3級合格後、退職が迫っていたので「退職するまでの約3ヶ月で2級を取る!」と目標を設定。
しかし、2級は商業簿記のボリュームが増えるだけでなく、初めて学ぶ「工業簿記」の壁が立ちはだかりました。

●テキスト選びの挫折と買い直し

最初に購入したもの:『よくわかる簿記シリーズ(テキスト&問題集)』

YouTubeのレビューを参考に「しっかり網羅されているものを」と選んだのですが、文字がメインで専門的すぎたため、初心者の私には難解で勉強が全くはかどりませんでした。


買い直したもの(大正解!):『みんなが欲しかった! 簿記の教科書・問題集 日商簿記2級』

フルカラーの図解やイラストが豊富で、視覚的に頭に入りやすく一気に理解が進みました。
独学において「自分のレベルに合った分かりやすい教材を選ぶこと」の重要性を痛感しました。

●工業簿記の救世主!YouTube「ふくしままさゆき」さん

工業簿記の分野は、テキストの解説を読んだだけでは到底理解できませんでした。

そこでお世話になったのが、YouTubeの『【簿記系YouTuber】ふくしままさゆき』さんの講義動画です。
アニメーションを使った丁寧な講義を通勤電車内で繰り返し視聴し、(時には何度も寝落ちしながら)頭に叩き込み、苦手意識を克服することができました。

3級・2級ともに、受験方法はテストセンターのパソコンで受験する「ネット試験(CBT方式)」を選択しました。

●先に予約を入れて「自分を追い込む」
2級の受験時は、「内容を理解して問題集も全部やったら受けよう」と思うとダラダラしてしまうため、あえて最短目標の日程の1ヶ月前に試験予約を完了させました。
「落ちてもまたすぐ受け直せばいい!」という気軽さを持てるのもネット試験の素晴らしい点です。

●テキスト付属の「CBT模試」でパソコン操作に慣れておく
私が使用した『みんなが欲しかった!』シリーズなどのテキストには、ネット試験を体験できるWEB模擬試験プログラムがついています。
事前にパソコン画面でのテンキー入力や画面の見方に慣れていたため、当日は緊張せず落ち着いて挑めました。

会場の受付から受験までも非常にスムーズで、終了ボタンを押した瞬間に画面に「合格」の文字が出たときは本当に嬉しかったです。

「往復4時間通勤」「未就学児の子育て」という決して勉強しやすい環境ではありませんでしたが、

●自分に合った図解多めのテキストを選ぶこと

●YouTube講義をスキマ時間・通勤時間にフル活用すること

●ネット試験を活用して短期集中で挑むこと

この3つのポイントを押さえることで、完全独学で簿記2級まで一発合格することができました。

このとき身につけた簿記の知識と体験は、その後の経理職への転職活動でも大きな自信となり、確かな武器になってくれました。

忙しい中で資格取得を目指す方の参考になれば幸いです!

経理職への転職活動については別の記事でお伝えできればと思います。